今日も元気に弾き語ってますか?
バラードなどによく出てくるコードの○dimですが押さえられますか?
『そりゃ、コード表見て調べたら弾けるよ。』
って言われるとこの記事が終了になってしまうのですが(笑)
今日はdimをしっかり理解して簡単な押さえ方を考えましょう。
恐怖のディミニッシュは恐れるに足りない。
まず、dimとその他のコードの違いはなんでしょうか?
明確な定義があるわけではないですが、このコードって
『単品では意味がないコード』になります。
どうやって押さえるの?って思う人いっぱいいます。
押さえ方がちょっと特殊なのでイマイチ不安になります。
そこでコードネームを見てdimが押さえられるコツを教えます。
dimの構成音
まずは構成音から
- ルート
- マイナー3度
- ♭5度
- 6度
です。
インターバル(音と音の距離)が1.5音ずつのコードです。
『知ってるよ。だから押さえる時パッと押さえられないから困ってるんだよ。』
ですよね?
だから、自分がdimって見た時何を考えているか?それは...
半音下のセブンスコード
って考えています。
初見で弾き語りする時とかdim見るとそう考えてますし、そうやって弾きます。
ここ大事なんでまた大きくしますけど
dimは半音下のセブンスコードのルートを半音上げたカタチです。
実際に押さえ方を見てもらった方がわかりやすいですね。

dim押さえ方
ルートだけ半音上がっているのわかりますか?
つまり半音下のセブンスコードの代理に出てきているわけです。
なので代理コードの元のコードを意識して弾けば覚えるのも簡単です。
このdimは経過音として使われる事が多いので大体ベースが半音で上がっていく時とか
にベースは上がっているけどギターはセブンスコードのまま弾いてね。
って意味でこのコードを表記する事が自分は多いです。
『ここ一応dimって書いてあるけどセブンスだから』って
だからこれで慣れてきたら本格的にdimとして使うようにすればいいんじゃないかな。
あとがき
半音下のセブンスコードのルートを半音上げるとdimになる。
こうやって考えればそんなに難しくないでしょ?
コードはパズルみたいなもの。
簡単に考える方法を知っていれば怖くないです。
参考になったら嬉しいです。