声は天性ですか!?いえ、違います!!

より遠くまで届く声を出すためには、 腹圧と共鳴がポイントであると前回の記事でお伝えしました。前回の記事はコチラ あなたの声をボイスからヴォイスにする2つのポイント

今回は共鳴についての考え方をお伝えします。
おさらいですが声を自分の身体に上手に 響かせることを共鳴と呼びます。

声を楽器にするイメージでしたね。

今回はその声を楽器にしてコントロールするポイントをお伝えします。

共鳴させる3つのポイント

共鳴は奥が深いため、今回は“出したい声の高さに合わせて 響かせる身体の位置を変える”ことを覚えておいてください。

高い声ほど上半身の高い位置、低い声ほど上半身の低い位置に響かせます。

具体的に言うと

です。

低い声でもボソボソしない為には胸に響かせる

あくまで声が出るのは口です。

なのでそこを中心と捉えるとわかりやすいかと思います。
下半身は響かせるというよりも上半身を支える役割になりますね。

低音ボイスならば胸を響かせます。

胸に手を当てた状態で 低めに“おーい”と声を出していただければ、 振動が手に伝わってくることでしょう。そのイメージを忘れないようにして下さい。

中音域は鼻の奥を響かせる

日常会話でメインに使用したい中音ボイスならば、 顔を響かせるイメージを持ってください。 目と目の間に口があるようなイメージです。 実は両目の間、鼻の奥のほうには鼻腔という大きな穴があるのです。

そこに声を響かせることで声量アップの効果が見込めるのです。

日本人はこの鼻腔を響かせる事が苦手です。中々イメージしにくいかもしれません。
あなたは『ハミング』できますか? いわゆる鼻歌です。
鼻筋に指を置いて『ン~』とちょっと高めのハミングをするとビリビリ響くのがわかりますか
その感覚が鼻が響いている感覚です。

高音域は頭のてっぺんを響かせる

また、遠く離れた相手に呼びかけるような高音ならば、 頭のてっぺんに突き抜けるように響かせることがポイントになります。これも中々イメージしにくいのですが

『女子が好きな男に電話している声』のイメージです(笑)

電話で話しているときによく『一オクターブ上がった声』という表現しますがそんなイメージです。よそ行きの声って事です。中々上手い例えができなくてスミマセン。

こんなイメージです。これであなたもライオンキングです。

トレーニング次第で誰でも声はコントロールできる

低音・中音・高音と自在に声を出すためには、 自在に響かせる位置をコントロールできるように トレーニングすることが必要になります。

裏を返せばトレーニング次第で誰にでもコントロール可能だという事。

声をコントロールするのは一輪車を乗るようなイメージです。
しっかり乗りこなせると無駄な力もいらなくなり楽に声を出せるようになります。

知識無しにトレーニングすると、腹圧と気合のみで勝負することになるため、 まさしく根性論のような世界になっていくことでしょう。

たまに歌の練習なのにひたすら腹筋を薦める所ありますがそれは無知ゆえですね。
そんな指導をされたら喉を痛めてしまいますよ。

あとがき

今回の記事は共鳴させるポイントが3つあるとお話しました。

『胸』 『鼻』 『頭』の3つのポイントにしっかり声を響かせる事で声量アップにつながり、声の高さもコントロールできる。

しかも声のコントロールは天性の問題ではなく練習しだいで誰にでもできる技術である事もお伝えしました。

歌うためには低音から高音までを使いこなす必要がありますし、 日常会話でも中音をメインとして使用し、状況によって高音や低音を 使い分けることができると幅広い表現が可能になります。

コミュニケーションコンサルタント 青木 朋博