あなたの声をボイスからヴォイスにする2つのポイント

歌やコミュニケーションでは良く通る声の出す事も大切なファクターの一つです。
今回はそんな通る声”抜ける声”を身につける為の知識です。

大きい声だから通る声では必ずしも無いんですよね。

それではいってみましょう。

大きい声では無く通る声を身につけましょう

そもそも通る声ってどんな声?

遠く離れた相手へ、騒がしい環境でも確実に届くことができるのが良く通る声です。
頑張っているのになかなか声が届かずに苦労することってありますよね。

あなたはライブハウスやコンサートに行ったことがありますか?
上手いヴォーカリストは楽器に埋もれない歌をあなたに届ける事が可能です。

逆にあまり上手くない、声だけ大きいヴォーカリストの歌はどんなに綺麗なメロディーもあなたまで届かないでしょう。

通る声は相手に伝える為に身に着けなくてはいけない重要なスキルだという事が理解できましたか?

極論を言えば聞こえないヴォーカリストなんていないのも一緒だとすら言えます。

 

通る声を身につける2つのポイント

 

良く通る声を身につける為に意識するべきポイントは大きく分けると2つあります。

 

腹圧を意識しよう

ためしに息を思いっきり吐いてみるとわかりますが、 腹筋がググッと締まっていきます。
それがお腹に腹圧がかかっている状態です。 腹式呼吸のトレーニングによって お腹を疲れさせていくことで磨くことが可能です。 腹式呼吸についてはコチラの記事を参考にして下さい。

腹式呼吸の6つのコツとは?

スポーツでは筋肉トレーニングをして体を鍛えますよね?それと同じような感覚ですね。
磨きをかければ腹圧はどんどん高めることが可能になり、 それと比例して大きな声が出せるようになっていきます。

ですが注意点があります。それは腹圧をかければ当然体力も必要になること。
それから応援団のような“ウォーイ”という発声になっていきます。

『腹圧を鍛えるのは大切なのはなんとなくわかったけど、そんな野太い声を目指している訳じゃないよ!?』

って思ったでしょう?
安心してください。考えてもみてください。筋トレしたらみんなボディビルダーみたいになりますか?そうではありませんよね?自分が目指すものに向かって鍛えて声に磨きをかけるのです。ですからトレーニングによって腹圧を高めていくことは、 声に磨きをかける上で間違いなく必要なプロセスです。

 

共鳴で残念なボイスじゃなく豊かなヴォイスに

ここで重要なのが2つ目のポイント、共鳴になります。
共鳴とは響かせる事。昔学校でやったリコーダーを思い浮かべて下さい。

小さいリコーダーは高い音が出て、大きいリコーダーは太い音が出たでしょう。

それは楽器の共鳴によって出ているものなのです。
例えばギターは音の発生源は弦になります。ですがそれだけだと全然聞こえないでジャカジャカ鳴っているだけになりますが、あのボディで共鳴し音が増幅されてサウンドホール(ギターの真ん中にある穴)から音が出ていきます。

腹圧と共鳴を上手に活かせるようになることで、 “ウォーイ”という力任せの発声とならず楽器のように豊かな声が身につきますので 確実に押さえて欲しい部分なのです。
上で説明したように共鳴とは声を上手に身体のパーツに響かせ、 声量を稼ぐテクニックになります。 まさに身体を楽器にするテクニックです。ボイスではなくヴォイスにできる技。

 

あとがき

今回は良く通る声を身につける為には腹圧と共鳴がポイントだってお話をしました。

腹圧や共鳴のコツをつかむことができれば、 簡単に言うとラクをして通る声が出せるようになります。 あなたの周りにも、特に一生懸命な様子ではないのに よく通る声で話している人、いませんか?
バンドの中いてもしっかり観客に届くヴォーカルいませんか?逆に弾き語りでも何を歌っているかわからない人もいます。

そういう人は顔や頭、胸というように 身体に声がとても響いている状態です。 通る声を出すためには腹圧と共鳴がポイントになります。

コミュニケーションコンサルタント 青木朋博